疾風の散財ブログ

何か適当に書きます

【脳がバグるスピーカー!?】VECLOS SPW-500WP【水筒】

Twitterで”脳がバグる”と評判のBluetoothスピーカー
VECLOS SPW-500WPのご紹介です。

VECLOSって?

f:id:hayatedayon:20200515015633j:plain 読者の皆様は、VECLOSというブランドをご存知でしょうか?
VECLOSは、ステンレス真空断熱魔法瓶で有名な
サーモス (THERMOS)のオーディオブランドです。

残念ながら2020年3月31日にブランド終了となってしまいましたが、
特徴的な機種を販売されていました。
※アフターサービスは継続のため、ご安心ください。

現在はトップページから製品一覧が見れなくなっているため、
リンクを貼っておきます。

SPW-500WPとは

www.veclos.jp

基本スペック(上記サイトより抜粋)

  • 実用最大出力:8W+8W
  • 入力:Bluetooth(SBC, AAC, aptX), 3.5mm ステレオミニジャック, USB
  • 対応フォーマット:44.1kHz / 48kHz (16bit)
  • 持続時間:11時間(Bluetooth接続時)
  • 質量:約1.1kg
  • 防水性能:IPX5 相当

VECLOSが「スモールシアター」を謳っているスピーカーが、
このSPW-500WPです。
サーモスが出しているスピーカーのため、Twitterでは水筒と呼ばれています。

前述のように、豊富な入力と簡易な防水性能もあり、
様々な場所で映画や音楽を楽しむことが可能です。

2019年9月上旬に発売された時は約35,000円でしたが、
現在はブランド終了の影響もあり、約15,000円で販売されています。

脳がバグるって!?

このSPW-500WPには臨場感を生み出す技術として、
Dirac ResearchPioneerの技術が用いられています。

  • Dirac HD Sound
  • Dirac Panorama Sound
  • BEAT BLASTER

上記のうち、Dirac HD Soundは常時効いていますが、
残り2つはMODEボタンを押すことで組み合わせて使用することができます。

その中でも特筆すべきなのが、Dirac Panorama Soundです!

Dirac Panorama Soundとは

AV機器では日本国内初の採用となるDirac Panorama Soundですが、
使用すると一体型スピーカーとは思えない広い音場で再生してくれます。

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Dirac Panorama Soundのイメージ図

これによって、真正面にスピーカーが置かれているにもかかわらず、
よりスピーカーがないはずの左右から音が聞こえてくるため、
Twitterでは多くの人が脳がバグると言っているわけです。

実際に使ってみて

筆者は4月上旬に購入し、外出自粛期間ということもあり、
音楽や映画鑑賞でしばらく使用してみました。

音の傾向

まずは、Dirac Panorama SoundとBEAT BLASTERがOFFの状態で聞いてみます。
傾向としては、低音域はあまり主張せず、綺麗な中音域が特徴です。
一体型とは思えないぐらい定位は良好です。

MODEボタンを押すと、BEAT BLASTERがONになります。
この状態では低音域の押出が強くなり、しっかりとした低音を感じることができます。

もう一度MODEボタンを押すと、BEAT BLASTERがOFFになり、Dirac Panorama SoundがONになります。
この状態では、これまでよりも更に広い音場を感じることができます。
しかし、それでいて定位が悪くなっているということもありません。

更にMODEボタンを押すと、Dirac Panorama SoundとBEAT BLASTERが両方ONになります。
これまでの特徴が合わさった、音場が広く、低音も出ている音になります。

映画には、Dirac Panorama SoundとBEAT BLASTERが両方ONの状態が、
セリフも聞き取りやすく、爆発音などの低音もしっかりと出ており相性が良かったです。

個人的には、BEAT BLASTERは常時ONでいいと感じました。

使い勝手

通常のスピーカーと異なり、ノートパソコンの後ろにおいても音の変化がほとんどないため、 持ち運び用やテレワーク用のスピーカーとして非常に優秀です。

PS4のUSBポートに繋いで、USBスピーカーとして利用することができました。

Pixel 3 XL(Android 10)とOTGケーブルで接続して、USBスピーカーとして利用することができました。
USB接続であれば遅延もなく、最近始めた音ゲーアイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ)も問題なくプレイできました。
(もちろんUSBだけでなくBluetoothでも接続可能です)

防水性能を活かし、お風呂でも使用してみましたが、
メーカー公称のとおり、多少の飛沫は問題ありませんでした。

総評

コンパクトで持ち運びできるスピーカーながら、良質なサウンドが聞けることに感動しました。
特にDirac Panorama Soundを有効にした状態での映画鑑賞は、 メーカーが謳っている「スモールシアター」を体現していると感じました。

  • サウンドバーは置けないけれども、コンパクトなスピーカーで音楽や映画を楽しみたい!
  • お風呂やアウトドアでも、いい音で音楽や映画を楽しみたい!

という方には、とてもオススメできるスピーカーです。

今回はVECLOS SPW-500WPを紹介しました。
市場在庫のみとなりますので、ぜひこの機会に手に入れてみてください!